• Chieko Madenokoji

「ワインメーカー ・イン・レジデンス」



ワイン エンスージアスト誌2020年のワインメーカー オブ ザ イヤー受賞者グレッグ・ブリュワー氏を迎え、ワインテースティング二日間と三日目のディナーをUluレストランで! 著名シェフがフアラライでクッキングクラス&ディナーを提供するのと同様に、金曜日、土曜日、日曜日の三日連続の食イベントです。



今回のワインは、グレッグがパートナーと1996年に立ち上げた「Brewer-Clifton」のシャルドネとピノノワール。



残念ながらワインもディナーも口にしていないので、当日参加者の「美味しかった!」という一言だけお伝えし、グレッグ・ブリュワー氏の話をしたいと思います


初対面のグレッグ・ブリュワー氏に、ワインメーカー オブ ザ イヤー受賞おめでとうございます、と伝えると、「サンタバーバラの地が与えてくれた」とのコメントが心に残りました。


「Brewer-Clifton」以降もシャルドネのブランド「Diatom」や「Ex Post Facto」ブランドのシラー等を作り、それらの畑は現在、サンタ・リタ・ヒルズに含まれます。また、20年近くワインメーカーを務めた「Melville」は同地域を代表するワイナリーになりました。


American Viticultural Area(AVA)、アメリカ合衆国公認葡萄栽培地域、と訳されるようですが、サンタ・リタ・ヒルズがその認定を受けたのが2001年。それにはブリュワー氏の功績が大きく、ワインメーカー オブ ザ イヤー受賞もその貢献が認められたもの。

 出典:https://www.staritahills.com/


当時のインタビューで同氏は以下のように話しています。

「ワイン・エンスージアスト誌のワインメーカー・オブ・ザ・イヤーで名誉ある賞を受賞したことは、私の30年のキャリアの中で、サンタ・バーバラ郡のサンタ・リタ・ヒルズを代表することに匹敵するものだと感じている。職業を超え、最終的に私のアイデンティティとなったこの海洋性気候の景観に忠実に従うことは、一生に一度の機会であった。このような素晴らしい評価をいただいたことは、私の名前に関連していますが、最終的には、この名称とその仲間を認めていただいたことであり、私は残りの人生において忠実に奉仕し、育み、推進していく所存です。 この記念すべき栄誉を励みに、私たちは一丸となって限界に挑み、私たちの場所を世界中に広めて参ります」


こんな職人気質の方が作ったワイン、次の機会には、迷うことなく口にしたいです!


尚、ワイン好きな方にはよく知られている話かもしれませんが、Diatomには漢字をラベルに使ったワインがあったそうです。ラベル「風音」の写真があります。ワイン専門ウェブ情報では、松尾芭蕉が大好きで、幾つもの俳句をブリュワー氏自身が英訳し各所に飾っている、との話。この辺りの話、ご本人に詳しく聞いてみればよかった、残念!