フアラライのゴルフショップからビーチツリープールへの道すがら、芝生の上に大きなキャンバスを広げて絵を描いている女性が居ます。
中央には抽象的な絵柄、それを取り囲むように縁取りには連続的な絵柄。何となく不思議な絵です。
話を聞いてみると、その絵はこの女性、ビッグアイランド在住アーティストCalley O’Neillと象のRamaとの共作。 と言われても???
もう一度聞きなおすと、オレゴン動物園にいる象のRamaが鼻を使って卵ベースのテンペラ塗料をキャンバスに吹き付け、さらに塗料を含ませたブラシを鼻で持って作品を仕上げる・・・どうも本人(?)は楽しんで作品作りをしているらしいのです。
Calleyとのコラボ36点は、絶滅の危機に瀕している動物保護の目的で開催されるRama Exhibitionに出展されるもの。
この絵の主題はハワイアン・モンクシール。 Ramaの作品にモンクシールの絵が重なる予定。そして縁取りはハワイのカヌーがモチーフですって。
足を止めて立ち寄る方々には、Calleyが声をかけて説明。どうも数年来のお馴染みの方々もあるようで、
ちょっとしたアート・フォーラムの様相。
まだしばらくはこの場所での作品作りが続くそうですよ。
それにしても絵を描く象・・・少しその才能を分けて欲しいなあ。
Comments